2008年10月31日

11月のライブスケジュール

♪シャンソンライブ

  11月8日(土) 22日(土) 

  場所  シャンソニエ・ジルベールベコー

  大阪市北区西天満4-15-18 プラザ梅新ビルB1
  時間 午後8時〜 10時半(3回ステージ、入れ替えなし)
  TEL 06-6363-2258

 

12月予告

♪ クリスマスディナーショー  
   12月7日(日)午後6時半開演
   奈良ホテル 大和の間
   料金 17,000円(フルコースディナー、ドリンク 税サ込)
   お問合せ 奈良ホテル宴会承り課(0742−26−3300)
posted by ゆうき芽衣 at 14:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランスエッセイ

2004年09月27日

免税で買い物するコツ?

フランスでは、外国人旅行者が1日にひとつのお店で
175ユーロ以上の買い物をすると、
商品をEU圏外に持ち出すことを条件に、12%の免税が適用されます。

免税は、フランスでのショッピングの大きな魅力のひとつですよね。

数年前までは、ひとつのお店の買物を3ヶ月以内で合算できたのですが、
いつからか合算はその日分になっています。

免税店はパスポートの提示で、税金分を引いた値段で買い物できるのですが、
普通の店では免税手続の申請を自分から申し出なければなりません。

店員さんから聞いてくれることではないので、
自分から「免税手続をお願いします」と言います。

そして書類を書いてもらうのですが、
小さなブティックなどでは、よくわかっていない店員さんもいて、
手間取ることもよくあります。

相手が面倒くさそうな顔をしても、遠慮することはありませんよ!

当然の権利ですから、のんびり待ちましょう。

でも、私も手続を忘れてしまったことがあります!


地方観光中に偶然入ったお店で、
すごく好みのコートを見つけて、喜んで購入。

確か1点で免税額を超えていたのに、
場所がパリでなかったせいか、頭は買い物モードではなく、
免税のことなんてすっかり忘れていました。

思い出したのは、なんと1週間もたって
帰国前にレシートの整理をしていたとき。

「しまった!」と思ったけれど、遠い所ですし、後のまつりでした。

また、手続をしたのに戻って来なかったこともあります。

そんな場合は、お店に催促すればいいらしいのですが、
まだかなと思っているうちに忘れてしまったり、
フランスまで郵便を出すのが手間だったりして、
そのままになってしまいました。


合算ということを考えると、
デパートが便利だと前に書きましたが、
デパートに入っている有名ブランド商品でも、
直営店ほど品数が揃わないので、
直営店へ先に行くこともあります。

限られた時間でのショッピングなので、
どこでいつ買うか判断が難しいところですね。

それから、国外へ持ち出すけれども免税にならないもののひとつに、
リサイクル品があります。

例えば、16区辺りに多いリサイクルショップは、
マダム達が持ち込むと思われる
パーティドレスやブランド品に魅力がありますが、
こういうお店は二次的な販売なので、
免税にはなりませんので、お気をつけあれ。


また、ヴィトンなどの高級ブランドバッグを買う場合は、
何も考えなくても1点で175ユーロ、
(約23000円)を超えるのですが、
私のように行き当たりばったりのブティックで
普通の物を買う場合は、考えものです。

「もうひとつ何か買ったら、免税になるな」
なんて考えて、
いらないものまで買ってしまうという
思わぬ罠にはまったこともあります。

友達と一緒に買う場合は、
どちらかがまとめて支払うことによって
免税額に達するという手もあります。


以前と違って、一日でその額に達しないとだめなので、
下見をして買物計画を立て、
デパートの場合でも「今日はここで買うぞ〜」と
買い物デー決める必要も出てきました。

安いアクセサリーや小さなお土産、化粧品などをは、
他の物を買った日にまとめて購入する作戦です。

ちょっと大げさですね!(笑)

CDも色々見ておいて、
いっぺんにまとめて買います。

CDももちろん免税になります。


これは、私の場合仕事用でもあるわけですが、
10数枚のCDを持ってレジに向かうと、
たいてい回りの人は不思議な顔をして見ています。

そりゃそうですね、日本でもいっぺんにそんなに買う人がいたら、
じーっと見てしまいますよね!?
posted by ゆうき芽衣 at 13:45 | Comment(0) | フランスエッセイ

2004年08月08日

パリでの怖いできごと 〜スリだ!

やはり、観光名所のある駅は危ないんだなと思い出すできごとがありました。


エッフェル塔に近いメトロの「トロカデロ」駅でのことです。


エッフェル塔に行くのなら地図で確かめる必要などなく、

人の流れに沿って歩けばよいのですが、

私の目的地は別の場所でした。


パリ日本文化会館、

一度行ったことはあったのですが随分前だったし、

結構暑い日で疲れていたから、

迷わず行くために確かめようなんて思ったのが間違い。


あろうことか、駅の改札を出たところにある地図を見ていました。


旅も終わりに近づき、疲れが顔に出ていたこともあったかもしれません。


思い出したら、ぼんやりと立っていたように思います。


ふと、すぐ横に人の気配を感じました。




満員電車でもない場所で、あんな至近距離に人の気配を感じると、

気味が悪いものです。


ハッとして自分の右側を見ると、

小学校高学年くらいの少女が触れそうに近くに立っていました。


生気のない表情で、うつろに私を見ているその目をみてぞっとする!と同時に、

少女の手が私の肩からかけたバックのファスナーにかかっているのを見た!

のです。


一瞬に、心臓に何か刺さったような、ひやっとした感じがして、

思わず身を引きました。


ファスナーをさわると開いてはいません。


背中がゾクッとして、冷や汗が出ていました。


心臓の音が聞こえそうなくらいドキドキと鼓動が早くなっているのを感じながら、

もう一度少女の方を見ると、もうどこにもいません。


走り去った気配もなかったのですが、一瞬で消えるようにいなくなっていたのです。


念のため、中を調べましたが、何もなくなってはいませんでした。


財布などは、中のファスナーポケットに入れていますが、

もう一瞬気づくのが遅かったらと思うだけで、

心臓の音は10数分も耳のそばから離れませんでした。


そして、少女の無表情な生気のないうつろな目が頭から離れず、

その日は、ぞーっとした気分のままでした。


今でも思い出します。




スリにあわないためには、

観光名所の駅で、立ち止まって地図を見たりしないこと。


地下鉄のどの駅の構内でも人通りの多い道でも、

立ち止まって長い間地図を見ていたりするのは危険です。


観光客だとわかると狙われます。

観光客は、お金を持っていて、土地勘がなく、

気分はハイになっていて、身体は疲れているから、スリの格好の標的です。


そんなこともちゃんとわかっていて、

口の閉まらないバックは買わないくらい気をつけているはずの私でも、

ついうっかりってことがあるので、皆さんも気をつけてくださいね。


バックのファスナーを閉めておくことなどは、

基本中の基本、最近は日本でも危ないですから。


特に複数人数でいる場合は危険。

今回のシチュエーションでも、他の人と話しながら地図を見ていたとしたら、

気づくのが遅れて盗られていたかもしれません。


そこそこに旅慣れているつもりだったのですが、

少しの気の緩みと疲れがスリにはちゃんとわかるのですね。


こんな怖い思いは初めてでした。
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | フランスエッセイ

2004年06月20日

日仏カップルを訪ねて 〜フランス男性はマザコン?

パリ滞在中に、パリ郊外に住む日本人の友達を訪ねました。


彼女は、フランスにいる彼の元へ行って一緒に暮らし、

1年半後に結婚し、

まもなく子供が生まれるという状態でしたので、

外で会わずに、家を訪ねたわけです。


郊外電車は乗ったことがありますが、

駅から遠いと場所わかるかな?と心配していたら、

フランス人の友人と住んでいる所が近いことがわかったので、

車で連れて行ってもらうことにしました。 


高速道路の出口から近いと聞いたので、

高速を出たらすぐに彼女に電話をしました。


「高速出たよ。どう行くの?」


「あのね、まだ家に帰ってないんだけど、

緑のガソリンスタンドの近くなんよ。

え〜っと右側になるのかな・・・」


「あっ、今通りすぎた?どうしよう」

「いや〜私もよくわからへんねん。

運転しないし・・・

(電話の向こうで会話が聞こえる)ちょっと彼に代わるわ。

説明の仕方がわからないから」


「ちょっと待って!

そしたら、車を止めてもらって、

こっちも電話、代わってもらうから。

じゃないとわかんないよ、私も」


というわけで、電話は男性同士になりました。



「電話代わりました。説明お願いします」とか

「meiの友達ですけど・・・」とか

日本で同じ場面ならこんな会話でしょうか?


けれども、初対面(まだ対面していないが)のふたりがまず交わした言葉は、

ちょっと違った。


「こんにちは。僕はフランソワです」

「はじめまして、僕はピエールです」という感じなのです。


まあ、何も変ではないのですが、礼儀正しい感じが何故かおかしい。


小さなアパルトマンで暮らしてきたふたりは、

来月引越しするとのことで、

彼の方は仕事そっちのけで、

新しい家の内装工事にかかっているのだそう。

といっても、大工さんではありません。


新築ではなく、内装だけを変えるらしいのですが、

フランスでは自分たちの手で内装などの工事をするのは普通で、

キッチンシステムの入れ替えや壁の塗り替えも自らする人が多いのです。



一緒に住んでいると会話が上達すると言われますが、

ほんとにその通りで、

多少でもフランス語を習った彼女だけでなく、

彼の方も日本語が少しわかるようでした。



それも、「ピエールはアホやから」と彼女が言うと

すかさず「pas アホ、アホじゃない!」という風に

日仏語交じりで返ってきます。面白い会話!



そして、彼女が「彼は、毎日母親に電話をして話し込むマザコンなのよ」というと、

「C'est normal(それが普通だ)」と言います。

おまけに、フランス人の男はみんなマザコンだよ!と。


「え〜っ!!ほんと〜!!」と大きな声を出す日本人の私達。

日本語の全くわからない私の友人が首をかしげているので、

説明をしてもらうと「そうだよ。もちろん、僕もマザコンだよ」と

平気な顔で言うのです。


日本では、三大悪に入りそうなマザコンもフランスでは大きな顔をしているようです。


自立心の強いフランス人のイメージからは、

ちょっと想像していなかったショッキングなお話でした。
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランスエッセイ

2004年05月16日

パリで買い物

パリに行くとやはり買い物をたくさんしてしまいます。

私が主に買うのは洋服。

パリの洋服は特別なブランドでなくても、
どこか日本のものと違うのです。

デザインといい、色といい、何かが違う。


だから、パリに着いたばかりの時は、道を歩いていて覗くブティックの物が、
あれもこれもステキに見えて、
「店ごと買いたい!」と思う程、
みんな欲しくなってしまいます。

でも、そこはちょっと我慢。


いつも、あっちこっちのお店を見て歩いてから、買うものを決めるんです。



あれもこれも買ったら、荷物が増えすぎて困ってしまいますし、
パリに来た興奮で感覚が鈍っているかもしれないから。


サンジェルマンからセーブルバビロンヌ界隈のブティック、
サンプラシッドやアレジアのアウトレット、
ボンマルシェ、ギャラリーラファイエット、
フランクエフィスなどのデパートによく行きます。


何週間もパリにいたときは、問屋街や高級住宅街のリサイクルショップにまで
足を運びましたが、4〜5日の滞在ではそこまでは回りきれません。


そして、何度も同じお店のウインドーを眺めたり、
デパートの中をくまなく歩き回って、
「あの店のこれ、あそこのあれ・・・・」と欲しいものに目星をつけて行くわけです。




気楽に試着ができるデパートはとても便利で、
今回は同じ店に3日も通ってしまいました。


これだ!と出会いを感じたものはすぐに買いますが、
迷ったら、また翌日見に行くわけです。


この感覚はもう、梅田へ毎日出かけているようなものですね。


そして、まとめて買えば小さい物でも免税になるので、
アクセサリーなどもその機会に買います。

安くてもデザインの面白いものを見つけることができますよ。


買ったものといえば、トップスやパンツ、スーツ、皮製品など。


特別なブランド品ではありませんが、好みの物が見つかります。


オペラ座に近いデパート「ギャラリーラファイエット」は、1階のバッグや化粧品売り場ではすれ違う人の半分が日本人だ!と書きましたが、
洋服売場ではあまり見かけません。


最近、靴の売場には、随分観光客も増えましたが・・
なんでなんでしょうねえ。


やはり洋服の試着などしていたら、時間がかかるからでしょうか?




私も、好きな高級ブランドもあるのですが、
本店などはやはり敷居が高く、
ひとりで入るのは少し勇気がいります。


中を見て、他のお客さんがいそうな時に、
すまして入ってみます。

基本的には、デパートにも同じブランドはあって
主な商品は置いているので、
手に取ってみやすいデパートでチェックすることが多いです。


買い物をしたら免税手続。

ギャラリーラファイエットとプランタンの2大デパートは免税手続が簡単です。

ちゃんと日本人スタッフの常駐コーナーがあって書類を作ってくれます。


他の人を見ていると、高級バッグなど2〜3点の買い物で
手続をされているのですが、
私は、比較的単価の安いものがたくさんあるので、
書類作成してくださる方は大変!


このコーナーに長くお勤めの方が2〜3人あって、
「以前もしていただきました」といいますと、
「昨日もそう言われましたよ」と笑っておられました。

15年くらい勤めておられるベテランさんでした。




デパート以外の店でも、購入金額が一定以上になれば免税してくれます。

でもこちらから申し出なければなりません。

たまに返って来ないこともあります。


さて、帰国前日ともなると、初日に「全部買いたい!」と思った
近辺のブティックの商品も見慣れて来て、
まあいいか〜という気持ちになります。


そして、日本に帰って来たら、
「やっぱり、あれを買っておけば良かった!
日本にはないよ〜〜」とまた後悔するのです。
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2004年04月10日

フランスに日本人多し!

パリに行くといつも、日本人の多さに驚きます。

特に、メインの観光地であるエッフェル塔、オペラ座付近、ルーブル美術館などは、
すれ違う人の3〜4割は日本人かなと思います。

あっ、もっと多い所がありました。

プランタン、ギャラリーラファイエットという2大デパートの1階の売場
(バック、アクセサリー、化粧品売場と免税手続所があります)です。

ここは、すれ違う人の半分以上が日本人だと言っても過言ではありません。

すごいでしょ!


サンジェルマンあたりのブティック街は、以前はそれほど見かけませんでしたが、
最近、若い女性グループが、日本語のガイドブック片手に
お目当てのお店を回っているのをよく見るようになりました。


面白いのは、夜に信号待ちなどをしていると、
夜景観光&ムーランルージュのオプションツアーに違いないと思われる
ツアーバスの窓に日本人の顔が並んでいるのをよく見ることです。

何故か、笑えてしまいます。

私もそのツアーバスに乗ったことがあるからかな〜


ところで、今回の旅行では、初めて三ツ星レストランに行きました。

私としては、何度もフランスに行っているのに初めての場所です。

さて、どんな様子でしょう?




まず1日めに行ったコンコルド広場に近いレストラン「ルドワイヤン」。

ここは、2002年に三ツ星を獲得したエレガントなお店です。


そんなに広くない店内は、高級レストランにしては、
隣の席との間隔が狭い気がしましたが、ほぼ満席です。


フランス人のファミリーやカップルに混じって、いましたいました、
私以外に日本人2組。

1組は、新婚旅行かなという雰囲気のおふたり。

もう1組は、全く会話がない40代くらいのカップル。


やはり、ここにも日本人はいました。
まあ、パリの有名店ですものね!


さて、今回行った一番遠い所は、ロアンヌにある有名な三ツ星レストラン
「トロワグロ」です。

パリから車では6時間くらい、
電車では、TGVでリヨンまで行って乗り換えるのかな、
とにかくかなり遠いです。

近くには、他に観光スポットもなく、
レストランだけ目当てに行ったのですが、
やはりここにも日本人で、同じ日に食べて泊まる人に二組も出会いました。


1組は、50代くらいの落ち着いたカップル、1組は、若い男性3人組。

フランスで、日本人男性の複数というのはとても珍しいです。

聞いてみると、コック修行の方達でした。



外国であんまりたくさん日本人に会うと
外国に行った気がしないのですが、
遠い所で出会うと、こんな所にも!
という驚きと共に、
笑いそうになる不思議な感じにとらわれます。


そういえば、パリでは、日本人同士の安心感からかよく道を聞かれるのですが、
ひとつ悪いことをしてしまったのを白状します。


オペラ座の正面の交差点で、
10代かと思えるカップルにトイレの場所を聞かれました。

カフェに入れば使えるのですが、
お金をかけたくないとのことなので、
デパートに行けばいいとお教えしました。

デパートはどこ?と聞かれたので、
とっさに一番近いのは三越だなと思い、
「ここを右」と言って別れてから、
ちゃうわ!左やった!と思い出しました。

ごめんなさいね。
どうしはったかな〜

でも、これはパリらしいのです。

道を聞くと、みんなそれぞれに違う方向を教えてくれます。

いじわるではなくて、間違ったことを思い込んでいる人、
はっきりわからないのに教えてあげたがりの人が多いんです。

パリで道を聞くときは、複数の人に聞きましょうね。
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランスエッセイ

2004年03月06日

フランスでドライブ

今回の旅では、パリを離れて、シャンパーニュ&ブルゴーニュ地方へ車で小旅行をしました。

国際免許を取得して行く時間がなかったので、
運転は他の方にお任せしましたが、
実は、フランスでのドライブ旅行は初めて。

高速道路を走るのも初めてでした。

フランスの高速道路はよく整備されています。

結構な距離を旅しました。


パリから高速道路に入るには、まず、パリの外周道路へ出ます。

パリの街は20区の周囲を外周道路が囲んでいます。

まるで、パリはここまでよ! この外側はパリじゃない! と区切りをつけているようです。

外周道路から、高速道路へ入っていきます。


パリ近辺は車も多いのですが、少し離れると、全く空いています。

車が少ない、びゅんびゅん走れます。

料金は、日本よりもかなり安く、すごくお得感のある高速道路です。

そして、10〜15kmごとにサービスエリアがあり、飲食ができたり売店があったりは、日本と同じです。



高速道路で驚くのは、車の速度!

時速140kmくらいで流れているのですよ。

小さい車だったら車が揺れて怖いくらいです。

実は制限速度は130kmらしいのですが、それにしても日本より速いですよね。

抜かして行く車はもっと速いわけですね。

160kmくらい?

私はあんな速さでは運転できないなあ。

みんなに抜かされる速度でのんびり走っていたら、 きっとその日の目的地にたどり着かないですね(笑) 

ドイツのアウトバーンもそうですが、

フランスのオートルートもスピード好きの人は楽しめそうです。



一日めはパリから東へ、ランスへ向かいましたが、風景は、畑ばかり・・・ただっ広い畑のまんなかを走る走る。

遠くまでずっと平らで、ところどころに村がある。

高い建物もないので、遠くまで見渡せます。

特別なものは何もないのですが、空や雲や夕日がきれいでした。

地方では、一般道路でも車が少なくて、飛ばせます。

人も自転車も走っていないし、視界もよいので、安心して走れます。

ちなみに制限速度は、市街地以外は90kmくらい。

日本の高速道路並みです。

ランスから、シャンパンのブドウ畑を見ながらディジョンへ、ディジョンからブルゴーニュワインのぶどう畑の間を走り、ボーヌヘ。

そしてロアンヌへ。

ずっと、麦畑、ぶどう畑、牧場、山、谷を眺めながらのドライブです。

ある程度の間隔で、村があります(街ではない!)村には必ず教会があり、教会の塔の回りに家が集まっています。

ヨーロッパに来たなあと感じる風景です。





ロアンヌへ向けて、山あいの道を走っていたときのこと、

谷の間に間に現れる教会とその教会を囲むようにある村を見るたびに、

「谷間に三つの鐘が鳴る」のメロディーと歌詞が頭に浮かび、自然に口ずさんでいました。



生まれてから死ぬまで村を出ることなく、村の教会に見守られて生きる人生が、

本当にここにあるような、そんな気がして、

歌が風景と一体となり、歌のイメージが絵柄となって、私の頭の中に刻まれていきました。

今まで特に好きな歌ではなかったのですが、改めて、いい雰囲気の歌やなあと思いました。


♪ある山の奥の谷間の村に〜〜〜♪鐘が鳴る、鳴るよ、教会の鐘が〜〜♪
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | フランスエッセイ

2004年02月28日

ホテルに泊まるも一苦労 〜パリ1泊目

パリに到着した1泊目は、モンパルナス駅近くのホテルを、FAXで予約していました。


翌日から、地方へ出かけるので1泊だけ、

地方へ同行する友人もモンパルナス駅近くのホテルに宿泊するとのことだったので、

個人旅行のバイブルとも言われている「地球の歩き方」で見つけました。



シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へは、

リムジンバス、電車、タクシーと三つの行きかたがあります。


一番値段の安いのは電車ですが、

荷物のことを考えると乗り換えがしんどいので、

私は大抵リムジンバスを利用します。


パリ市内での到着場所は、

オペラ(オペラ座の横)シャルルドゴールエトワール(凱旋門の所)など

「パリに着いたぞ!」という気分が味わえる場所もあるのですが、

いつも左岸に泊まる私は、

モンパルナス駅に着くバスに乗ります。

そして、モンパルナスからタクシーでホテルの前まで行きます。





さて、パリのタクシーは行き先の住所番地さえ言えば、

小さな建物でも、無名の場所でも勝手に調べて行ってくれます。


これはとても便利なことだと思うので、

日本でもそうなればいいなあと思うのですが無理みたい。


パリの番地のつき方には決まりがあり、

わかりやすいおかげだと思います。


フランス語の発音に自信がなければ紙に書いて渡しましょう。

これが確実!



「モンパルナス駅とエールフランスバス乗り場に近く、日本人客も多い。読者割引もある」

と地球の歩き方に載っていたAホテルに到着。

予約確認のFAXを提示したら、ホテルのフロントの思いがけない言葉にびっくり!





「うちでは部屋がなかったから、隣を予約しておいたよ。うちから連絡が入れてあるから。50mくらい進んだらあるよ」

と何の悪びれもなく平気な顔で言うのです。


何だって〜〜

ちゃんと予約を入れて返事までもらってあるのに、申し訳ありませんのひと言もなく、

俺には関係ないさって表情です。


これが日本なら文句のひとつも通用するけど、フランスではダメ!


一応文句は言ってみたけど、「とにかく部屋がないんだから仕方ないじゃん!」


この男性は、この時間にフロントを任されているだけの単なる従業員のひとりなので、何を言っても無駄です。


まあ、先に宿泊ホテルを知らせてあった友人からのメッセージをちゃんと伝えてくれただけでも

よしとしなければなりません。


ホテルを出て、指定された別ホテルへ行くと、ここはひとつ星。


ひとつ星は基本的にエレベーターがありません。


予約はちゃんとされていて、ここのフロントの男性は愛想よく、

私の荷物を見て部屋まで荷物を運んでくれましたけど。


部屋に入ると、何の変哲もないけれど清潔でした。


バスタブなしのシャワーだけだったことを除けば、まあ1泊だしいいかなという感じ。


値段はもちろん予約した所より安かったですよ。




それにしても、今日はひとりで良かったなあ。

誰か連れていたら、到着早々機嫌を悪くされていたでしょうねえ。


でも、海外個人旅行にはハプニングはつきもの。


それもおもしろいやん!

と発想転換していきましょうね。


それにしてもこの夜、この一つ星安ホテルから、

ちょっぴりドレスアップした私が、

タクシーのお迎えで三ツ星レストランへ向かう姿は、

マイフェアレディみたいだったかな〜〜

と思うと何か楽しいな!
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランスエッセイ

2004年01月24日

私、怪しい?

さて、旅のお話第一段は、旅の最初におこったちょっとした事件?

今回の旅は、JALで伊丹〜成田〜パリの空の旅から始まり、ひとりでシャルルドゴール空港に到着。

いつものエールフランスと違って、日本航空は飛行機の中は日本人ばかり、乗務員の話すのも日本語なので、なんか海外旅行が始まった気がしないものですね。

飛行機を降りても、東京からの直行便が着いたところでは、回りも日本人ばかり。

フランス入国手続で交わす言葉も、ボンジュールだけ。フランスをまだ実感できないまま、ターンテーブルで荷物を引き取って、出口へ。

みんな、大きなサムソナイトのスーツケースを転がして、さっさと出て行きます。

係員も立っているだけの様子で、荷物預かりの半券とのチェックをする気配もありません。

私も、当たり前にそのまま通り過ぎようとすると、係員の声が聞こえました!
私に?

振り返ると、「・・・・アレ、・・・トウキョウ?・・・・・・・?」突然耳に入った早口のフランス語です。「?」




前の方で、東京と聞こえたし、乗ってきたのは、珍しく東京からの便なので、反射的に「ウィ」と返事。

東京から来たのかと聞いたのかな?

いや、でも、聞こえた単語は、「来る」ではなく、「行く」だったな、おかしいな?

と、まだ頭はフランスに切り替わっていない私がキョトンとしていると、

続くフランス語は「おみやげ買ってませんか?宝石とか?」

「おみやげ?今来たのに?」




ますますキョトンとしていると、係員は、ちょっと待って、とカードを持って来ました。

そこには、英語と日本語で、「海外で、申告の必要な物を買っていませんか」という意味の言葉が書いてあるではありませんか。

これって、日本へ帰った時に聞かれることだよね〜変だなと思いながら、怪しまれているのかしらとドキドキ。

でも何もヤマシイことはありませんから、笑って「ノン」と答えると、「じゃあ、どうぞ」と通してくれました。

なんで、私だけ?と不可解な思い。

やはり、怪しく見えたのかしら?

それとも、フランス在住に見えたのかな?

それなら、カッコいい〜!



でもあとで、思ったのです。

もしかして、このスーツケースのせい?

私のスーツケースは、日本人の旅行者のトレードマークであるサムソナイトタイプのハードケースではなく、フランスで買ったDELSYのソフトケース。

DELSYはフランスではとてもポピュラーなカバンメーカーです。

日本人はほとんどの旅行者がサムソナイトを持っているでしょう?

私は、軽い方がラクなので、ソフトタイプを愛用しているのです。

係員はスーツケースで、来仏者か在住者かを判断しているのかな〜?
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランスエッセイ
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