2007年10月15日

映画「エディット・ピアフ 愛の讃歌」

話題になっている映画を見てきました。
ロードショーといいながら、2週間で終わりという噂もあったので、
慌てて12日に行きました。

ピアフの一生が描かれていましたが、時代があっちこっき飛ぶので、
予備知識のない人には少し理解しにくいこともあったかもしれません。

生きるのに精一杯の生活から、成功してスターになったとき、
彼女の表情は尖ったものになっていたように思います。
我儘が通るようになり、思い切りのよさもあり、成金者のように好き勝手していたように見えました。
それが何でも通るほど、人々は彼女の才能を認めていたのですね。
でもちょっと困った人でした。

でも、愛する人を得たときの彼女の表情は違っていました。
自分の気持ちに本当に素直な人です。
だから可愛いんです。
既婚者の恋人は、愛してくれているけれど、家族も大事にしている。
でも、悲観的にならず、今、愛することだけを大事にしていました。


ほんとに、羨ましいです。
あんなふうに自分の本当の気持ちだけに素直に行動することは、私には難しい。
頭で色々考えたら、あんな風にはできない。
私は、自分の心にさえ、すぐに嘘をついてしまします。


でも、恋人マルセルは突然亡くなりました。
自分が早く会いたいと言ったから、彼が急いで乗った飛行機が落ちた。
それは、彼女のせいではありません。
でも、どうしようもない気持ちが、彼の死を自分のせいのように思わせてしまう。
その気持ち、わかります。

本当に、一生で唯一の人だったんですね。
だから、その後、彼女は、モルヒネのお世話になり、身体を壊していきます。
愛する人を失ってから、階段を転がり落ちるように、精神的に不安定になりました。
その気持ちもよくわかります。

強いとか弱いとかじゃない、そんな風になるのは、唯一の相手だったから。
何度か結婚も離婚もしたピアフですが、
既婚者で結婚はできないとわかっているマルセルが、実は唯一の人だったんですね。

マルセルの死後も、恋人だができたり結婚したりしているけれど、
やはり最後に思い出したのは彼のことでした。
そして、父と、幼くして亡くした自分の娘のこと。


生きていくうえで、愛を一番大切にしたい気持ちは私も同じです。
他のものよりも、愛が優先です。

「たとえあなたが死んでも、愛してくれるなら平気よ。私も死ぬのだから。
何も問題のない永遠の世界で愛し合いましょう」
とは、私は歌えない。
この世からいなくなったということを別の考え方で解決することはできない。

生きている間に後悔のないように素直になりたいと思う。
「神がふたりを結びつけてくれる」ならやはりこの世でお願いしたい。

お互いがこの世に生きているだけでもありがたいことで、
それ以上を望むのは贅沢なことだなんじゃないかと思った。
お互いの幸せを考えて同じ世界で生きていられるのは幸せなことだと思う。

愛する心があるから歌が歌える。
愛する相手がいるから生きていける。

自分の頭ではなく、自分の心に素直になろうと強く思いました。
posted by ゆうき芽衣 at 16:09 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日々のお喋り
この記事へのコメント
こんにちは。リニューアル後に初めて来ました。

映画は残念ながら見ませんでしたが、ピアフのあの歌の「凄い」ところは、作り物の歌詞でなく、わたしがこう思っているのよ!ということを、歌の形を借りて聴衆にぶつけ、それを終生歌い続けたことですね。
ふつうはそんな極限の状態を自分で歌詞にしたりしない(ましてや繰り返しステージで歌うなんて)と思いますが、仏様にお経をあげるよう、と言ったら例えが悪いかもしれませんが、そんな気持ちで歌ったのかもしれませんね。だからこそ、月を盗むだのという、突拍子もない大げさな歌詞が出てくるのだと思いました。
時折、空桶箱で歌っております(^_^;)。

ps:芽衣さん、元気出してね。まだまだ女盛りなんだから (^o^)。
Posted by はなだんな at 2007年10月26日 14:48
はなだんなさん、
コメントありがとうございます。

映画の最後の方で、ピアフが「水に流して」を自分のことを歌った歌だと、とても気に入ってすぐに採用した場面がありました。
役者ではなく、自分を表現したい人だったのでしょうね。
「愛の讃歌」は、マルセル・セルダンが亡くなるより前に書いた曲らしいです。
彼にプレゼントするつもりで用意した曲なのに、それが叶わなかったので、なかなか歌うことができなかったそうです。
たとえ、死がふたりを別けても、という歌詞なのに、本当に死なれてしまったら、悲しくて歌えないですね。

ps: お励まし、ありがとうございます。
  誕生日目前ですが、益々若々しく美しくなるよう頑張ります!
Posted by ゆうき芽衣 at 2007年10月28日 11:30
芽衣さん もしかして?
恋にお悩みですか?

長い春は明けそうですか??

いくつになっても恋愛には悩みがつき物です!

頑張ってくださいね☆☆☆
Posted by まる ♪ at 2007年10月30日 11:28
ブログ拝見しました。
所々に見かける誤字にも芽衣さんの興奮具合が感じられます。
明らかに恋をしている状態ですね。そして現状少し停滞気味な様子がひしひしと伝わって来ます。恋はゲームじゃなくるんるん
とか恋の喜びは愛の厳しさへの架け橋に過ぎないとるんるんなんて歌がありましたけど、すでにそれを超越した感がありますね。どちらにしても応援しています!
Posted by いちふぁんたろう at 2007年10月30日 14:29
まるさん
メッセージありがとうございます。
本当に、恋っていつでも悩み多いものですね。
でも実は、悩みなく平穏に見えるときの方が危険だと歌っている歌もあり、それもなるほどと思えます。
歌は色々なことを教えてくれますね。
頑張りま〜す。
Posted by ゆうき芽衣 at 2007年11月04日 12:22
いちふぁんたろうさん

失礼いたしました。
誤字があちらこちらにありましたか。
自分の手で書くよりパソコンのキーボードの方が
変な間違いがあったりしますね〜
私としてはリニューアル後の形式に慣れていなくて、
改行が滅茶苦茶になっていることが気になってしまいました。
ちょっと研究します(涙)
またご訪問くださいね。
Posted by ゆうき芽衣 at 2007年11月04日 12:29
私も映画見ました。
前から見ようと思っていたのですけれど、
めいさんのサイト見て、そうだったそうだったと
観にいきました。

ピアフの恋は世間で褒められたことじゃ
ないかもしれませんけれど、
彼の死後、彼の家族の面倒を見たと
聞いています。
そこまでできたら・・・すごいなと
思います。

いいとか、悪い、では決められない
彼女の生き方。
私はたぶんマネできないけれど、
そういう人生もあるかもなと
思えるようになりました。
Posted by sala at 2007年11月12日 23:31
salaさん

映画の感想、ありがとうございます。
ピアフはきっとピュアな心の持ち主だったんでしょうね。
生き方について色々考えてしまう映画でしたね。
Posted by ゆうき芽衣 at 2007年11月16日 12:07
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