2004年02月28日

ホテルに泊まるも一苦労 〜パリ1泊目

パリに到着した1泊目は、モンパルナス駅近くのホテルを、FAXで予約していました。


翌日から、地方へ出かけるので1泊だけ、

地方へ同行する友人もモンパルナス駅近くのホテルに宿泊するとのことだったので、

個人旅行のバイブルとも言われている「地球の歩き方」で見つけました。



シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へは、

リムジンバス、電車、タクシーと三つの行きかたがあります。


一番値段の安いのは電車ですが、

荷物のことを考えると乗り換えがしんどいので、

私は大抵リムジンバスを利用します。


パリ市内での到着場所は、

オペラ(オペラ座の横)シャルルドゴールエトワール(凱旋門の所)など

「パリに着いたぞ!」という気分が味わえる場所もあるのですが、

いつも左岸に泊まる私は、

モンパルナス駅に着くバスに乗ります。

そして、モンパルナスからタクシーでホテルの前まで行きます。





さて、パリのタクシーは行き先の住所番地さえ言えば、

小さな建物でも、無名の場所でも勝手に調べて行ってくれます。


これはとても便利なことだと思うので、

日本でもそうなればいいなあと思うのですが無理みたい。


パリの番地のつき方には決まりがあり、

わかりやすいおかげだと思います。


フランス語の発音に自信がなければ紙に書いて渡しましょう。

これが確実!



「モンパルナス駅とエールフランスバス乗り場に近く、日本人客も多い。読者割引もある」

と地球の歩き方に載っていたAホテルに到着。

予約確認のFAXを提示したら、ホテルのフロントの思いがけない言葉にびっくり!





「うちでは部屋がなかったから、隣を予約しておいたよ。うちから連絡が入れてあるから。50mくらい進んだらあるよ」

と何の悪びれもなく平気な顔で言うのです。


何だって〜〜

ちゃんと予約を入れて返事までもらってあるのに、申し訳ありませんのひと言もなく、

俺には関係ないさって表情です。


これが日本なら文句のひとつも通用するけど、フランスではダメ!


一応文句は言ってみたけど、「とにかく部屋がないんだから仕方ないじゃん!」


この男性は、この時間にフロントを任されているだけの単なる従業員のひとりなので、何を言っても無駄です。


まあ、先に宿泊ホテルを知らせてあった友人からのメッセージをちゃんと伝えてくれただけでも

よしとしなければなりません。


ホテルを出て、指定された別ホテルへ行くと、ここはひとつ星。


ひとつ星は基本的にエレベーターがありません。


予約はちゃんとされていて、ここのフロントの男性は愛想よく、

私の荷物を見て部屋まで荷物を運んでくれましたけど。


部屋に入ると、何の変哲もないけれど清潔でした。


バスタブなしのシャワーだけだったことを除けば、まあ1泊だしいいかなという感じ。


値段はもちろん予約した所より安かったですよ。




それにしても、今日はひとりで良かったなあ。

誰か連れていたら、到着早々機嫌を悪くされていたでしょうねえ。


でも、海外個人旅行にはハプニングはつきもの。


それもおもしろいやん!

と発想転換していきましょうね。


それにしてもこの夜、この一つ星安ホテルから、

ちょっぴりドレスアップした私が、

タクシーのお迎えで三ツ星レストランへ向かう姿は、

マイフェアレディみたいだったかな〜〜

と思うと何か楽しいな!
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランスエッセイ
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