2004年03月06日

フランスでドライブ

今回の旅では、パリを離れて、シャンパーニュ&ブルゴーニュ地方へ車で小旅行をしました。

国際免許を取得して行く時間がなかったので、
運転は他の方にお任せしましたが、
実は、フランスでのドライブ旅行は初めて。

高速道路を走るのも初めてでした。

フランスの高速道路はよく整備されています。

結構な距離を旅しました。


パリから高速道路に入るには、まず、パリの外周道路へ出ます。

パリの街は20区の周囲を外周道路が囲んでいます。

まるで、パリはここまでよ! この外側はパリじゃない! と区切りをつけているようです。

外周道路から、高速道路へ入っていきます。


パリ近辺は車も多いのですが、少し離れると、全く空いています。

車が少ない、びゅんびゅん走れます。

料金は、日本よりもかなり安く、すごくお得感のある高速道路です。

そして、10〜15kmごとにサービスエリアがあり、飲食ができたり売店があったりは、日本と同じです。



高速道路で驚くのは、車の速度!

時速140kmくらいで流れているのですよ。

小さい車だったら車が揺れて怖いくらいです。

実は制限速度は130kmらしいのですが、それにしても日本より速いですよね。

抜かして行く車はもっと速いわけですね。

160kmくらい?

私はあんな速さでは運転できないなあ。

みんなに抜かされる速度でのんびり走っていたら、 きっとその日の目的地にたどり着かないですね(笑) 

ドイツのアウトバーンもそうですが、

フランスのオートルートもスピード好きの人は楽しめそうです。



一日めはパリから東へ、ランスへ向かいましたが、風景は、畑ばかり・・・ただっ広い畑のまんなかを走る走る。

遠くまでずっと平らで、ところどころに村がある。

高い建物もないので、遠くまで見渡せます。

特別なものは何もないのですが、空や雲や夕日がきれいでした。

地方では、一般道路でも車が少なくて、飛ばせます。

人も自転車も走っていないし、視界もよいので、安心して走れます。

ちなみに制限速度は、市街地以外は90kmくらい。

日本の高速道路並みです。

ランスから、シャンパンのブドウ畑を見ながらディジョンへ、ディジョンからブルゴーニュワインのぶどう畑の間を走り、ボーヌヘ。

そしてロアンヌへ。

ずっと、麦畑、ぶどう畑、牧場、山、谷を眺めながらのドライブです。

ある程度の間隔で、村があります(街ではない!)村には必ず教会があり、教会の塔の回りに家が集まっています。

ヨーロッパに来たなあと感じる風景です。





ロアンヌへ向けて、山あいの道を走っていたときのこと、

谷の間に間に現れる教会とその教会を囲むようにある村を見るたびに、

「谷間に三つの鐘が鳴る」のメロディーと歌詞が頭に浮かび、自然に口ずさんでいました。



生まれてから死ぬまで村を出ることなく、村の教会に見守られて生きる人生が、

本当にここにあるような、そんな気がして、

歌が風景と一体となり、歌のイメージが絵柄となって、私の頭の中に刻まれていきました。

今まで特に好きな歌ではなかったのですが、改めて、いい雰囲気の歌やなあと思いました。


♪ある山の奥の谷間の村に〜〜〜♪鐘が鳴る、鳴るよ、教会の鐘が〜〜♪
posted by ゆうき芽衣 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | フランスエッセイ
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