2004年09月27日

免税で買い物するコツ?

フランスでは、外国人旅行者が1日にひとつのお店で
175ユーロ以上の買い物をすると、
商品をEU圏外に持ち出すことを条件に、12%の免税が適用されます。

免税は、フランスでのショッピングの大きな魅力のひとつですよね。

数年前までは、ひとつのお店の買物を3ヶ月以内で合算できたのですが、
いつからか合算はその日分になっています。

免税店はパスポートの提示で、税金分を引いた値段で買い物できるのですが、
普通の店では免税手続の申請を自分から申し出なければなりません。

店員さんから聞いてくれることではないので、
自分から「免税手続をお願いします」と言います。

そして書類を書いてもらうのですが、
小さなブティックなどでは、よくわかっていない店員さんもいて、
手間取ることもよくあります。

相手が面倒くさそうな顔をしても、遠慮することはありませんよ!

当然の権利ですから、のんびり待ちましょう。

でも、私も手続を忘れてしまったことがあります!


地方観光中に偶然入ったお店で、
すごく好みのコートを見つけて、喜んで購入。

確か1点で免税額を超えていたのに、
場所がパリでなかったせいか、頭は買い物モードではなく、
免税のことなんてすっかり忘れていました。

思い出したのは、なんと1週間もたって
帰国前にレシートの整理をしていたとき。

「しまった!」と思ったけれど、遠い所ですし、後のまつりでした。

また、手続をしたのに戻って来なかったこともあります。

そんな場合は、お店に催促すればいいらしいのですが、
まだかなと思っているうちに忘れてしまったり、
フランスまで郵便を出すのが手間だったりして、
そのままになってしまいました。


合算ということを考えると、
デパートが便利だと前に書きましたが、
デパートに入っている有名ブランド商品でも、
直営店ほど品数が揃わないので、
直営店へ先に行くこともあります。

限られた時間でのショッピングなので、
どこでいつ買うか判断が難しいところですね。

それから、国外へ持ち出すけれども免税にならないもののひとつに、
リサイクル品があります。

例えば、16区辺りに多いリサイクルショップは、
マダム達が持ち込むと思われる
パーティドレスやブランド品に魅力がありますが、
こういうお店は二次的な販売なので、
免税にはなりませんので、お気をつけあれ。


また、ヴィトンなどの高級ブランドバッグを買う場合は、
何も考えなくても1点で175ユーロ、
(約23000円)を超えるのですが、
私のように行き当たりばったりのブティックで
普通の物を買う場合は、考えものです。

「もうひとつ何か買ったら、免税になるな」
なんて考えて、
いらないものまで買ってしまうという
思わぬ罠にはまったこともあります。

友達と一緒に買う場合は、
どちらかがまとめて支払うことによって
免税額に達するという手もあります。


以前と違って、一日でその額に達しないとだめなので、
下見をして買物計画を立て、
デパートの場合でも「今日はここで買うぞ〜」と
買い物デー決める必要も出てきました。

安いアクセサリーや小さなお土産、化粧品などをは、
他の物を買った日にまとめて購入する作戦です。

ちょっと大げさですね!(笑)

CDも色々見ておいて、
いっぺんにまとめて買います。

CDももちろん免税になります。


これは、私の場合仕事用でもあるわけですが、
10数枚のCDを持ってレジに向かうと、
たいてい回りの人は不思議な顔をして見ています。

そりゃそうですね、日本でもいっぺんにそんなに買う人がいたら、
じーっと見てしまいますよね!?
posted by ゆうき芽衣 at 13:45 | Comment(0) | フランスエッセイ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

日々のお喋り Back Numberへ